SQLiteでテーブルを作成する方法について記述します。
データ型と制約について
テーブルの作成方法を説明する前に、データ型や制約について軽くまとめます。
SQLiteで利用可能なデータ型は下記の通りです。
データ型一覧
- INTEGER:符号付整数
- REAL:浮動小数点数
- TEXT:テキスト
- BLOB:入力データのまま
- NUMERIC:上記以外
SQLiteで設定可能な制約は下記の通りです。
制約一覧
- NOT NULL制約
→ NULL値を指定することができなくなります。 - DEFAULT制約
→ 値を指定していない場合、設定したデフォルト値が指定されます。 - CHECK制約
→ 値が条件を満たしているか確認します。 - PRIMARY KEY制約
→ テーブル内で一意の値となるよう指定されます。 - AUTOINCREMENT制約
→ PRIMARY KEY制約と組み合わせることで最大の値が指定されます。 - UNIQUE制約
→ カラムに重複した値を指定できなくなります。
テーブル作成について
テーブルを作成するには「CREATE」文を利用します。
下記は都道府県のテーブルを作成した場合のSQLとなります。
テーブル構成(都道府県)
- テーブル名
PREFECTURES - カラム
ID(県番号) REGIONS_CODE(地域番号) NAME(都道府県名) NAME_KANA(都道府県名用のふりがな) CAPITAL(県庁所在地) CAPITAL_KANA(県庁所在地用のふりがな)
CREATE TABLE "PREFECTURES" (
"ID" INTEGER NOT NULL PRIMARY KEY AUTOINCREMENT UNIQUE,
"REGIONS_CODE" INTEGER NOT NULL,
"NAME" TEXT,
"NAME_KANA" TEXT,
"CAPITAL" TEXT,
"CAPITAL_KANA" TEXT
);
説明は以上となります。
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